コント食堂®とは

コント食堂®(こんとしょくどう まるあーる)とは2012年から東京で開催されているコントライブの名称。コンセプトは食堂の名にちなんで「親しみやすさ」「懐かしさ」「お得感」。マスコットキャラは信楽焼の狸がモチーフの「ポントくん」。2015年4月3日、「コント食堂」を特許庁に商標出願(出願番号:商願2015-31634)。同年10月9日、商標登録(登録第5799125号)。


きっかけ

2012年5月16日。下北沢の某お笑いライブに出演したししどっちが初めて観た東京アヴァンギャルド・ごまピエロのコントに感動し、合同コントライブの開催を持ち掛け、この三組が中心となり創設。その時の誘い文句は「遺伝子ちょうだい!」。ライブ名は東京アヴァンギャルドが提案した「コントディメンション」「コントソムリエ」など10以上の候補の中からししどっちが「コント煮定食」を選び、「コント定食」を経て、現在の「コント食堂」となる。当初のライブ名はししどっちがドリフなど往年のコント番組を意識して提案した「ズッコント!バッコント!(仮)」だったが、出演者から「恥ずかしくて宣伝しづらい」「(仮)さえも卑猥に見える」などと苦情を受けたため、没となった。


1、コント食堂一号店(2012/7/30)

5月26日の初ミーティングにて、3組それぞれが出演者(以下、職人)を推薦することが決定。東京アヴァンギャルドは事務所の同期のスタンプラリー、ごまピエロは同居中のピン芸人仁木恭平、ししどっちは当時漫才をメインとしていたさむらいサーカスとホウテイシキに直感的に声をかけ、年齢もキャリアも芸風もバラバラな初期メンバー7組が揃う。ライブの内容は時間無制限で一組2本ずつネタを披露する「前半メニュー」「後半メニュー」に加え、「裏メニュー」と題して東京アヴァンギャルドとごまピエロが持ちネタを交換し、ししどっちがさむらいサーカス植野(現うえぽん)と初のコンビネタに挑戦するという計3本のスペシャルコラボを披露。「コント食堂」というライブ名、職人達の温和な人柄、東京アヴァンギャルド丸沢のデザインによる温かみのあるチラシやメニュー(プログラム)、ししどっち選曲のレトロなBGM、甲斐の人情味あるガナリ(タイトルコール)、受付でのドリンク配布などの要素が結実し、初回にしてすでに「他とは違うアットホームなライブ」と評価され始める。


2、コント食堂二号店(2012/11/12)

おもてなしをコンセプトに、前回よりさらに独創的なお笑いライブへと進化。チラシに描かれていた狸(のちに「ポントくん」と命名)をあしらったオリジナルTシャツの販売、さむらいサーカス柳生(現侍 OF ROCK)をフィーチャーした選抜ダンスボーカルユニット「野牛」による「お通し(オープニング)」、前回の全作品の中からアンケートの上位3本を再演する「おかわりコント(リクエスト)」、新メンバーを2組迎えた「職人おすすめコント(本ネタ)」、そして職人全員が5組のユニットに分かれ、一夜限りのコントを披露する「ごった煮コント(シャッフル)」など、食堂の名に沿ったネーミングで多彩なネタの魅せ方を提案。さらに閉店後はライブ会場をそのまま借り切り、お客様参加型の打ち上げ「ホント食堂」を開店。職人がそれぞれ得意料理を持ち寄り、振る舞うことで、まさに食堂の様相を呈した。


3、コント食堂三号店(2013/3/4)

満員御礼の二公演を経て、会場を阿佐ヶ谷から創設メンバーが集った運命の地・下北沢へ。客席数が倍になり、歴代最多動員数を記録。内容も動員数に負けず、選抜メンバーが架空の食堂を舞台に初の長尺コントとダンスに挑戦した「お通し」、初のピンネタを集めた「逸ピン料理コント」、新メンバーを3組迎えた「職人おすすめコント」、前回から引き続き全員参加の「ごった煮コント」という過去最大(計22本)のボリューム感。「デザート(企画)」では食券(チケット)のシリアル番号を活かした観客プレゼントも。メニュー表紙のイラストはオグリ栗田が担当。本公演から、MCがブロック毎に「○本続けて召し上がれ!」とコールするようになる。さむらいサーカスが本公演をもって惜しまれながら四年の活動に終止符を打った。


4、コント食堂あねっくす一号館(2013/4/21)

会場を阿佐ヶ谷に戻し、前回から1か月あまりという短いスパンでの、実験と交流をコンセプトとした初のスピンオフライブ。あねっくすとは「離れ」「別館」の意味で、ここからしばらく下北沢での本店と阿佐ヶ谷でのあねっくすを交互に開店するようになる。内容は本ネタ、ピンネタに加え、「試食コント」と中MCで新メンバー2組を紹介、「デザート」で特技を披露するなど、職人個々の個性を打ち出した。またホウテイシキが食堂初となるボケとツッコミを入れ替えての前後編コントを披露し、会場を沸かせた。閉店後には二号店で好評だったホント食堂を復活させ、プロジェクターを使って三号店の上映会を行った。今回から印刷物の号数の表記が漢数字に統一された。


5、コント食堂四号店(2013/8/1)

一号店の開店から一周年を迎え、初出演3組を含む過去最多の21人の職人が集結。二号店から定番となっていた集団ダンスパフォーマンスを廃し、純粋なコントライブのカラーを強調した。前回同様に食堂を舞台とした「お通しコント」では、客役としてロブソン今関をフィーチャー。恒例の「ごった煮コント」は過去最多の9組がエントリー(本ネタの枠で出演した「にしどっち」を含めると10組)。その結果、「お通し」を含めた全21本中、半数以上が限定メニューという異例のお得感となる。さらに中MCではサプライズゲストとして某大御所タレントが登場し、一時代を築いた流暢なトークで会場を沸かせた。物販ではオリジナルTシャツに加え、オリジナルバッジの販売も開始。メニュー表紙のイラストはルネ岩田が担当。


6、コント食堂あねっくす二号館(2013/9/17)

創業二年目に入り、マンネリの回避、また職人やお客様を含め、より多くの人々が憩える息の長いライブを目指すため、解放と開放をコンセプトにいくつかの改革がなされた。まずムードメーカーであり、初期メンバーの1組であるホウテイシキが一時的に離脱し、初出演者を過去最多の5組起用することで、全16本中10本が新顔によるコントという大幅な新陳代謝を図った。さらに「お通しコント」でのスタンプラリーによる弾き語りコント、おしんこきゅうによるショートコント、がじゅまるによる漫才を模したコントなど、これまでになかったタイプのコントを多数導入。「デザート」ではかねてから構想にあった即興コントに初挑戦。5組10人の即席コンビが「夏休み」をテーマに、お客様から募集したセリフを織り交ぜつつ各々の個性を発揮した。


7、コント食堂五号店(2013/12/9)

開店二か月前からオフィシャルサイトを開設し、主に新規顧客の開拓に注力した。食堂を舞台とした三度目の「お通しコント」はおしんこきゅうを中心に過去最多となる8人が出演。年末にちなんで今年の流行語をフィーチャーするなど、笑いの要素はもちろん、「メニューに「笑い」しかないのが難点」というお客様の声を反映して、借金取り(湯浅)と男女将(ししどっち)を中心とするシリアスな演技で、恐怖、泣きという新要素を盛り込んだ。「ごった煮コント」では一号店以来久々の結成となるししどっちうえのっち他、全6組が出演。スタンプラリー井口とロブソン今関による「寺田清水」は四日前の井口の降板を受け、急きょ相方の山本が代理出演し、それまで用意していたものとは別の完全な新作を披露した。「デザート」ではししどっちがネット上で集計した「ゲイ52人が選ぶ食堂メンバー人気ランキング」をクイズ形式で発表。一位はメンバー全員の予想を覆す結果となった。


8、コント食堂あねっくす三号館(2014/1/14)

新年第一弾の今回は、初出演4組を迎え、新旧メンバーそれぞれの魅力の融合を図った。「お通しコント」では今までオープニングMCに徹してきたホウテイシキ花木が満を持して初出演し、男女将(ししどっち)と座敷童(ホウテイシキ前田)の板挟みになるリフォーム業者を好演した。中MCでは初のくくりトークを実現。ロブソン・かみのザカミノ・ジャッカスが「大卒芸人」、ホウテイシキ・カイ・ビスケット・ムムムが「九州芸人」としてそれぞれ軽妙なトークを展開した。「デザート」では特技披露と題し、昨年モノマネでTV出演を果たしたスタンプラリー井口他6組が自慢の技を披露。おしんこきゅう湯浅による柔道の投げ技、スタンプラリー山本によるハンドボールのシュートなどダイナミックな技の数々で会場を沸かせた。また、初めてチラシに割引券を付けての宣伝を実施した。


9、コント食堂六号店(2014/5/1)

前回の初出演4組のうち、新メンバーにビスケット、サポートメンバーにムムムを迎えての開店。「お通しコント」では1月に解散したロブソンが一夜限りの再結成、さらにうえぽんが「死に髪」というかつてない強烈なキャラを演じ、それぞれのファンを喜ばせた。「ごった煮コント」ではごめんね漱石とビスケットによる初のカルテットなど全6組が出演。五号店でお蔵入りとなった井口・今関コンビの復活や、ししどっちとムムム倉尾が、五号店のししどっちうえのっちの続編ネタを披露するなど、シリーズものライブの特性を活かした演出を行った。「デザート」では選抜メンバー6名が語る「信じられない話」の中から嘘のエピソードを見破るというゲームを実施。おしんこきゅう湯浅の嘘をお客様が見事見破った。


10、コント食堂あねっくす四号館(2014/7/8)

二周年、そしてシリーズ通算10回目を記念して開店。初出演3組を含む過去最多の23人の職人が集結した。「お通し」ではししどっちが一年以上ぶりにピンネタを披露。一号店の「裏メニュー」のオマージュとして企画された「ごった煮コント」では、ししどっちが土信田をフィーチャーしたコラボネタ、ホウテイシキとスタンプラリーがお互いの持ちネタをブラッシュアップしたネタの計3本を披露し、それぞれが普段とは違うアプローチで盛り上げた。


11、コント食堂あねっくす五号館(2014/9/18)

創業三年目の第一弾は、初のスピンオフ連続開店。サポートメンバーを加えず、うえぽんと今関を除く正メンバーのみで構成し、アットホーム感を強化。「お通し」ではししどっちがおしんこきゅうと組んで初のトリオショートコントを披露。MCでは先日婚約したスタンプラリー山本が客席の新妻に愛の告白をして会場を沸かせた。また前日のホウテイシキ前田の降板を受け、コンビネタは相方花木のピンネタへ、「ごった煮コント」の土信田とのユニット・キセルカーンは、花木と土信田によるユニット・ほんちょーずへの変更でそれぞれ乗り切った。「デザート」ではメンバーが過去の懺悔を告白。おしんこきゅう湯浅の被害者であるはずの相方藤原が同情を買い、なぜか優勝を獲得した。あねっくす史上最多動員数を記録。のちに解散するごめんね漱石の最後の出演となった。


12、コント食堂特別編・闘コン食堂一号店(2014/11/6)

本店ともあねっくすとも違う、闘うコント食堂をコンセプトとした特別編。観客投票による人気ベスト3(+男女将の独断と偏見で選ぶ特別賞)を選出し、お賃金支給(賞金贈呈)するというバトルライブ形式を初めて導入。二号店以降の下北沢での開店実現を見据え、①職人のモチベーション向上、②ネタのクオリティー向上、③観客動員増を図る。初出演4組を含む過去最多の全14組・28名の職人が熱いバトルを繰り広げた結果、初出演のマッハスピード豪速球が僅差で優勝、食堂限定ユニットのキセルカーンが準優勝に輝いた。ゲスト職人には、おしんこきゅうの事務所の先輩であり、ししどっちが芸人デビュー前から尊敬してやまないSMショートコント師の魔族が初登場。MC・ネタ両方で圧倒的な存在感を魅せつけた。観客動員は本年中、最多を記録。今回からチラシがメニューと同じ四色展開に。


13、コント食堂あねっくす六号館(2015/1/8)

三周年に向けて音響照明スタッフを一新。3月に開店が決まった本店のパイロット版として開店。コンセプトは「ゆくネタくるネタ」。初出演2組を含む全8組がデビュー当時のネタと最新のネタを前後編で提供し、それぞれの職人の成長、またはデビュー当時からの完成度の高さを見せつけた。「デザート」ではレギュラー職人4組とサポート職人4組に分かれ、「歌唱力対決」「スポーツ対決」など5つのバトルを繰り広げた結果、サポート職人チームが勝利を収めた。五号館で記録したあねっくす史上最多動員数を更新した。初めてチラシに次回公演の情報を掲載した。


14、コント食堂七号店(2015/3/16)

阿佐ヶ谷での4回のスピンオフを経て、下北沢に10ヶ月半ぶりに本店が復活。「お通しコント」には初めて芸人以外の出演者(=メイド)として、ししどっちと七年来の友人である女優の繭井遥を起用。モノマネや鼻血メイクなどで芸人顔負けのコメディエンヌぶりを見せつけた。「職人おすすめコント」には初出演7組を含む14組・26名の職人が出演。「ごった煮コント」は闘コン食堂の評判を受け「ごった煮コントバトル」へ進化。有志17名が6組に分かれ、お賃金を懸けて一夜限りのユニットコントを披露。観客投票の結果、2組の同率優勝となった。雨天にも関わらず、三号店で記録した歴代最多動員数を更新した。


15、コント食堂™あねっくす七号館(2015/5/6)

商標登録申請後、暫定措置として初めてWEB上の表記に「™(トレードマーク)」が付いたシリーズ通算15回目は、ゴールデンウィーク最終日にちなみ、初期から構想のあったランチ・ディナーと称した昼夜二部営業を実現。「お通しコント」はランチにキセルカーン、ディナーにししどっちうえのっちが登場し、限定コントを披露。「デザート」はランチにウェンディのプロデュースによるメンバーの部屋を当てるクイズ、ディナーにモクレンのプロデュースによるインプロ(即興)を実施。観客動員数は昼夜共に六号館のあねっくす史上最多記録を上回った。また、今回から財団法人エイズ予防財団の活動支援を開始。ただ楽しむだけのありふれたライブから、社会的に意義のあるライブへと進化を遂げる第一歩となった。


16、コント食堂™特別編・闘コン食堂二号店(2015/7/9)

シリーズ三周年を記念し、史上初めて同じ月に趣の異なる二つの店舗を開店。第一弾は、昨年11月に阿佐ヶ谷で開店し好評を博した、特別編の投票制コントバトルライブが下北沢に復活。普段のアットホームな雰囲気から一転し、男女将選りすぐりのコント職人達がお賃金(賞金)を懸けて熱い勝負を繰り広げた。職人は前回から引き続きのエントリーとなる6組と、闘コン初エントリーとなる9組の全15組27名。投票の結果、スタンプラリーとホウテイシキが一期メンバー同士の同率優勝、第三位にはビスケットが選ばれた。観客動員は前回の記録を大幅に更新。スタンプラリーが本公演をもって惜しまれながら七年の活動に終止符を打った。


17、コント食堂™番外編・漫才食堂一号店(2015/7/18)

シリーズ三周年記念の第二弾は、番外編と題し、初の土曜日開店にして、初めて漫才をフィーチャー。食堂馴染みの職人達、また今までお呼びできなかった漫才専門の職人達、総勢29名が集結。急遽降板したジャッカスとおしんこきゅうの代役は、タンドリーチキンとスモーキードライがそれぞれ務めた。コント食堂™では定番となったオープニング企画は「お通し漫才」として、モクレン野村を中心にししどっち選抜の5名が集団漫才を披露。同じく定番のシャッフル企画は「ごった煮漫才」として、有志13人が6組のユニットに分かれ一夜限りのネタを披露した。


18、コント食堂™あねっくす八号館(2015/8/8・9)

創業四年目の第一弾は初の2days。「第62回阿佐ヶ谷七夕まつり」に合わせて開催された「第1回プロットライブまつり」の一部として開店。チラシが初のフルカラーにして初の合同掲載となったこと、ししどっちが井口とのコラボでツッコミに初挑戦したこと、女性が初めてガナリを担当したことなど、初物尽くしの回となった。「デザート」はウェンディ松村プロデュース「コワイ食堂」。両日各5名の語り部が色々な意味で怖いエピソードを語った。まつりの賑わいが功を奏し、当日飛び込みのお客様が史上最も多い回となった。9日の閉店後はレギュラーメンバー6名(ししどっち・井口・カイ・ビスケット・ウェンディ松村)が食堂代表として「金造の部屋」にトップバッターとして出演(食堂名義で他のライブに出演したのは史上初)し、今後の意気込みを語った。


19、コント食堂™あねっくす九号館(2015/9/19)

シリーズ通算19回目にちなんで、19人の職人を集め19日に開店。「お通し」では初出演のゲスト職人・メカイノウエが得意の歌ネタを披露。「ごった煮コント」ではレギュラーメンバー7名が3組に分かれ、限定コントを披露。「デザート」では9月19日(クイック)にちなんで、「クイックお絵描き」と題して3秒で描かれた絵のテーマを当てるクイズを実施。お客様を巻き込んでの大盛り上がりとなった。かねてからTwitterで精力的に告知を行ってきたししどっちの「Twitterのフォロワーで客席の半分を埋める」という目標を見事達成。


20、コント食堂™特別編・闘コン食堂三号店(2015/10/20)

シリーズ通算20回記念にちなんで20日に開店。昨年11月に阿佐ヶ谷、今年7月に下北沢で開店し、好評を博した投票制コントバトルライブが、お笑いの聖地・中野に満を持して初登場。職人は闘コン初エントリー4組を含むシリーズ最多の17組31名。投票の結果、即興歌ネタを披露したモクレンが初優勝、一号店優勝のマッハスピード豪速球が準優勝、ビスケットとウェンディが同率で三位に選ばれた(お賃金提供…株式会社アユクホーム様)。会場の雰囲気に合わせ、開演前・終演後のアナウンスを初めて導入した。


21、コント食堂®あねっくす十号館(2015/12/12)

10月の商標登録後、初めてライブ名に「®(まるあーる)」が付いた、あねっくす通算10回記念。前説では今回から8期メンバーとしてレギュラーに加わったくりーまてんぽ・ストロベリーモンスターが、アイドルグループを思わせる初々しい自己紹介を披露。「お通し」ではゲスト職人として印度の林檎が登場し、得意の高速ギターギャグを披露。「デザート」では五号店で実施した人気投票が、投票者を倍増して二年ぶりに復活。レギュラーメンバー・サポートメンバー総勢21人による自撮りバトルの結果、上位7位までをレギュラーメンバーが独占した(賞品提供…アラマスカフェ様)。今年の年間営業回数が9回となり、過去最多となった。


22、コント食堂®八号店(2016/2/19)

昨年5月から7回のスピンオフを経て、下北沢に11ヶ月ぶりに本店が復活。「お通しコント」には七号店に続き二人目のメイドとして、ししどっちと八年来の親友である女優の高山由夏が登場。食堂を乗っ取ろうとする悪の女社長を熱演した。七号店から導入された「ごった煮コントバトル」では、全職人24名のうち有志17名が8組に分かれ、お賃金(株式会社アユクホーム様提供)を懸けて一夜限りのユニットコントを披露。観客投票の結果、ホウテイシキ花木とウェンディ花房による、はな☆フラワーが優勝に輝いた。ネタ数はお通しを含め三号店と並ぶ過去最多タイの計22本。


23、コント食堂®あねっくす十一号館(2016/4/11)

初の男女将生誕記念回として、ししどっちの誕生日に合わせて開店。「デザート」では、有志10組が各々のアイディアでししどっちの誕生日を祝福。食堂にスカウトされるきっかけになったネタを5年ぶりに披露したホウテイシキが優勝に輝いた。「お見送り」では、ししどっちが職人・スタッフ・お客様に感謝を綴った手紙を読み上げた。ウェンディが本公演をもって活動に終止符を打った。


24、コント食堂®特別編・闘コン食堂四号店(2016/5/20)

投票制コントバトルライブが7か月ぶりに開店。闘コンシリーズでは初の「お通し(オープニング)」では、ししどっちを中心としたレギュラーメンバー7名で構成された食堂ダンス部の初披露として、「一位・二位・三位を決めるライブ」のオープニングにふさわしく、モーニング娘。の「One・two・Three」(CDリリース日は奇しくも食堂創業と同じ2012年7月)を披露。職人は闘コン初エントリーの4組、カイと元ウェンディ松村によるユニット1組、ピンネタ初披露の曽倉鉄(元ウェンディ花房)を含む15組29名。投票の結果、最多動員のストロベリーモンスターが初優勝、カイと松村のユニットが準優勝に選ばれた。お賃金提供は初の個人名義。


25、コント食堂®番外編・漫才食堂二号店(2016/6/18)

シリーズ通算25回記念として、11か月ぶりに漫才食堂が復活。初の女性コンビとなるSLOWRUNを含む4組が初参加し、既存メンバーに引けを取らない個性を発揮した。「ごった煮漫才」では怪我による長期療養から復帰したおしんこきゅう湯浅とスモーキードライ高野によるウッパーマンと、レギュラーメンバー卒業後、初出演となるうえぽんと松村によるハゲとブスの計2組がコラボ漫才を披露した。「デザート」ではシリーズ初となる大喜利を実施した。中MCは初めて8期のストロベリーモンスターと9期候補のスモーキードライが担当した。


26、コント食堂®あねっくす十二号館(2016/7/28)

シリーズ4周年記念の今回は、「お通し」でししどっちが初めて生歌を披露。職人は初出演1組を含む計11組。元ウェンディ松村が新コンビ・荒野のイヌとして、元ジャッカス大島が新コンビ・うなぎ~ずとして食堂に復帰。また「あねっくす三号館」にピンで出演したカミノがコンビ・キズマシーンとして久々に出演した。中MCは食堂最年少メンバーのくりーまてんぽが初担当。「デザート」では去年の「あねっくす八号館」で好評だった「コワイ食堂」を復活。前回から総替えとなった7名が自慢の恐怖体験を披露した。「お見送り」でししどっちが8月1日から中目黒に系列店「コント酒場」をプレオープンさせることを発表した。


27、コント食堂®特別編・闘コン食堂五号店(2016/10/14)

もはや半年に一度の恒例行事として定着。職人はスタンプラリー解散以来1年3か月ぶりの出演となる山本偉地位を含む全15組26名。投票の結果、食堂シリーズ初出演の百楽門が優勝を勝ち取った。また僅差で惜しくも準優勝となったストロベリーモンスターが本公演をもって解散を発表した。(お賃金提供…ヘッドスパ・ヴェルデ様)。


28、コント食堂®あねっくす十三号館(2016/11/1)

11月初日にして早くも2016年最後の営業。「お通し」のMCでは今回から9期メンバーとしてレギュラーに加わったエルコンティーモ・スモーキードライがししどっちの「出て来いや!」の声で食堂Tシャツに身を包んで登場。昨年の8期同様に初々しい自己紹介をした。中MCでは元スタンプラリーの山本とビンオが昨年の解散以来初めて公の場でトークを展開した。「職人おすすめコント」は1並びの日にちなんで各職人のお気に入りネタを計16本披露。ししどっちは一号店で披露した「携帯ショップのオカマ」を再演した。「デザート」では三度目となる人気投票の結果発表。レギュラーメンバー・サポートメンバー総勢21人による自撮りバトルの結果、前回同様上位7位までをレギュラーメンバーが独占した(賞品提供…アラマスカフェ様)。


29、コント食堂®九号店(2017/1/20)

昨年4月から6回のスピンオフを経て、下北沢に11ヶ月ぶりに本店が復活。「お通しコント」には七号店・八号店に続き三人目のメイドとして、ししどっちと九年来の親友である女優の桜樹しずかが登場。シンデレラ風ドタバタ劇のキーマンとなる魔法使いを熱演した。三度目となる「ごった煮コントバトル」では、全職人23名のうち有志9名が4組に分かれ、お賃金を懸けて一夜限りのユニットコントを披露。観客投票の結果、カイと二階堂による、夜が優勝に輝いた。


30、コント食堂®番外編・漫才食堂三号店(2017/2/18)

シリーズ通算30回記念として、8か月ぶりに漫才食堂が復活。あねっくす五号館でスタッフを担当したたかたかが、たかひろのとして初出演。「お通し」ではビンオがコント酒場のお客様のリクエストで作った新曲「エルモア」を披露。「ごった煮漫才」では九号店の「お通し」でゲイを熱演したビンオと跡也がししどっちプロデュースの下、シャイニーズとしてゲイ漫才を初披露。「デザート」は初めてエルコンティーモが担当し、熱血をテーマとした大喜利風企画を実施した。


31、コント食堂®あねっくす十四号館(2017/4/9)

あねっくす七号館以来、2年ぶりにして2度目の昼夜二部営業。「お通し」ではあねっくす九号館以来久々にメカイノウエが登場し、芸人の悲哀を歌い上げた。「職人おすすめコント」では実力派コンビのジャパネーズ他、計6組が初出演(ナンブナンブレボリューションは体調不良のため降板)。またディナーではししどっちがあねっくす四号館で土信田と披露したコラボネタをピンネタにアレンジして披露。「デザート」ではランチにエルコンティーモプロデュースによるインプロ、ディナーにスモーキードライプロデュースによる大喜利と、9期二組の対比を打ち出した。


32、コント食堂®特別編・闘コン食堂六号店(2017/5/20)

約7か月ぶりのバトルライブ。シリーズでは久々に会場を阿佐ヶ谷に移し、初めて昼に営業。エントリーは前回のあねっくすで降板したナンブナンブレボリューションを含む全15組24名。投票の結果、デビュー2か月目のサキが、ベテランの二階堂旅人と同率で優勝を勝ち取った。第三位は大葉カヤロウの新ユニット・かやろうとてまり、第四位は9期のエルコンティーモとスモーキードライが同率で選ばれた。お賃金は初の2社提供で、過去最高額となった(お賃金提供…ヘッドスパ・ヴェルデ様、バー・ao様)。


33、コント食堂®あねっくす十五号館(2017/6/17)

「コント食堂®10期メンバー『元気印』オーディション」の一環として、新メンバー候補の3組をフィーチャー。わんぱくマリオネットは自身初となるMCの進行、サキは「デザート」への初出演、おせつときょうたにはMCの進行・「デザート」への出演・本ネタとは別にピンネタの披露と、それぞれ活躍した。「お見送り」で、今回初出演のウルトラが次回開店の「漫才食堂四号店」で漫才に初挑戦することが発表された。観客動員数はあねっくす史上(昼夜・土日などの二部営業を別カウントとして)最多を記録した。


34、コント食堂®番外編・漫才食堂四号店(2017/7/23)

シリーズ5周年記念として開店。職人は初出演の馬稼業・ゼスト・はやちゃんむ~ちゃんを含む計13組。サキとウルトラは今回が漫才初挑戦。お通しMCではスモーキードライがオリジナルLINEスタンプのリリースを発表。デザートでは「特技で売れろ選手権」と題して8組の職人が持ち前のスキルを披露した結果、食堂5周年を祝うフリースタイルラップを披露したオッパショ石が優勝に輝いた。


35、コント食堂®あねっくす十六号館(2017/8/10)

九号店以来、7か月ぶりとなる平日営業。「お通しコント」はあねっくす十五号館に続き新メンバー候補のフィーチャリング企画としてウルトラが担当。メニューはあねっくす一号館以来、約4年ぶりにピン・コンビを別ブロックにセパレート。トリは九号店の「ごった煮コントバトル」で優勝した夜(カイ×二階堂旅人)が担当。「デザート」は、おせつときょうたおせつの初プロデュースで、インディアンポーカーを取り入れたゲームを実施。8・9期レギュラーメンバーの5人(欠席したスモーキードライ跡也の代理におせつときょうたきょうた)と10期レギュラーメンバー候補の5人(サキ・ウルトラ)が対決した。


36、コント食堂®あねっくす十七号館(2017/9/16)

再び週末に戻しての営業。「お通しコント」は前回のウルトラに続き、新メンバー候補のフィーチャリング企画としてサキが担当。続くMCでは埼玉出身を推していくというサキに対し、ししどっちが埼玉にまつわるクイズを出題。①埼玉県の人口②さいたま市の制定年③埼玉を含む海なし県の数を平野が見事に全問正解し、会場を沸かせた。「職人おすすめコント」では急遽降板したわんぱくネットの代役に、マンモスマンが初登場。「デザート」では前回と同じゲームで、レギュラーメンバー(+候補)とサポートメンバーが対決し、サポートメンバーが勝利した。


37、コント食堂®番外編・漫才食堂五号店(2017/10/1)

今まで記念回(周年回・キリ番回)のみの営業だった漫才食堂を、多方面のリクエストに応えてレギュラー化した初めての回。職人はお通し担当のメカイノウエと、初出演の6組(ウルトラトウフこうもとは3度目)を含む全15組。 デザートは漫才食堂三号店の「笑いは二の次、熱血芸人選手権」 をブラッシュアップした「俺に任せろ!キャプテンシー向上委員会」 を実施。熱い芸人魂を見せつけた。今回の営業で、4月のあねっくす十四号館以来、7か月連続営業という過去最長記録を打ち立てた。


38、コント食堂®あねっくす十八号館(2017/12/7)

2017年最後の営業は、史上最多となる19組33名の職人が出演。「お通し」はメンズストリッパーの裸猿RAZARUちゃん。が初出演し、芸人デビュー作としてサイレントネタを披露。「デザート」は四度目となる人気投票の結果発表&順位当てを実施。ししどっちが殿堂入りとなるV3を達成し、ゆうきたけしゆうきがただ一人、自らの順位を当てた。また、創業後初めて車いすのお客様をお迎えし、バリアフリーのライブとして進化した。年間10回の営業は過去最多(2012年2回、2013年5回、2014年5回、2015年9回、2016年7回)。


39、コント食堂®あねっくす十九号館(2018/1/9)

2018年最初の営業は、初出演5組を含む15組29名の職人が出演。「お通し」のMCでは、今回から10期レギュラーメンバーとなったスポンジ太郎のお披露目。「職人おすすめコント」では、電気ドンキーとファルシオンが共に2分台の暴力ネタでまさかのネタ被り。「デザート」は1月9日19時開店の十九号館にちなんで「即興コントでイクイクイク!」と題し、有志6名がそれぞれししどっちと即興で恋愛ドラマを熱演。本ネタで演じた未来人のキャラ設定を活かしたゆうきたけしたけしが優勝に輝いた。


40、コント食堂®番外編・漫才食堂六号店(2018/2/18)

2018年最初の漫才食堂は、初出演9組を含む史上最多の19組40名の職人が出演。「お通し」のMCでは、今回から10期レギュラーメンバーとなったおせつときょうたのお披露目。「デザート」では全職人中、最も観客動員に貢献したスカンクマンを表彰した。総観客動員数は阿佐ヶ谷アートスペースプロットで営業した全ての食堂の中で最多を記録し、同時に同会場で開催したすべてのお笑いライブの中で最多記録を更新した。客席を拡大するため、初めて舞台を縮小した。


41、コント食堂®十号店(2018/3/30)

昨年2月から11回のスピンオフを経て、下北沢に14ヶ月ぶりに本店が復活。「お通しコント」には九号店に続き女優の桜樹しずかが登場。宮沢賢治著「注文の多い料理店」をモチーフとしたドタバタ劇の進行役であるメイドロボを熱演した。「職人おすすめコント」、そして本店に初導入の「職人おすすめ漫才」には初出演2組を含む史上最多の21組42名の職人が出演。「ごった煮コント」では6組の有志が3組に分かれ、一夜限りのユニットコントを披露。七号店で記録した歴代最多動員数を更新した。